くすんだゴールデンと綺麗なゴールデン [guppy]
丹頂表現の固定には皆さん苦労されていると聞きます。
私のところでも同様で単純な優性劣性では説明がつかない結果となっています。
そうなると丹頂表現は複数の因子によるものだろうと考えられるのですが今のところこれで決まりというお話はうかがっておりません。
そんななか、先日S氏のところで興味深い説をうかがってきました。
ここを見ておられる方々はご存じだと思いますが、グッピーの体色には一般的に分類されている野生色、アルビノ、ゴールデンなどのなかには微妙に色の異なる個体が存在しますね。
これはそれぞれの体色にたいして少なくとももう一つの因子が関係しているからです。
わかりやすいのがゴールデンで初期のアメリカンレッドテールはこの因子がかかわっていたためくすんでいました。
この因子(ダーク因子)がないと丹頂表現にならないのではないだろうかというお話でした。
早速我が家の水槽で確認しました。
画像は比較用にダークらしい個体と非ダークらしい丹頂ですが、非ダークでも頭が赤いです。
Sさん、ダークは違うかもしれませんね。
2017-03-26 15:06
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先日はご挨拶できてうれしかったです!!
くすんだゴールデンで見られるダーク因子ですが、アジア由来のゴールデンでは見かけませんが、ジャーマンフルレッドなど赤系ではよく見られた気がしています!
このダーク因子との関連性で気になっているのはモスコーなどを黒くするMやNといった因子が言われていますが、その関連性はいかにお考えでしょうか?^^
また、ダーク因子とは関連性があるかわかりませんが、USA系のパープルやグリーンは常染色体上の色を濃くする、薄くする働きでその色味をより明瞭化させていると思えてならないのです。。
by JAWS (2017-03-27 06:32)
先日はお疲れ様でした。
ダーク因子とモスコーのMやNの異同はスーさんのほうが詳しいと思いますが、性質はよく似ているように思われます。
この手の因子は濃くする薄くするそして色味もそうですが少なからずかかわっていますね。
by nemo (2017-03-27 22:24)
ダークが必要条件かと思っていたのですが、そうでもなかったようですね。ダークのみで説明できる交配結果では無かったので、逆にすっきりしました。よいデータをありがとうございました。また他の関連因子の探求をしていきます。丹頂、思いの他難しいですね(*_*;
by スー (2017-03-29 18:30)
お返事頂いてありがとうございます。
なるほど、、やはり関連性も十分に示唆されるというわけですね。
by JAWS (2017-03-30 08:07)
スーさん、よいデータとは最高の褒め言葉をありがとうございました。
丹頂はなかなか決まりませんね。
またよろしくお願いいたします。
by nemo (2017-04-05 22:49)