F1は赤 [platy]
画像の個体は何の前触れもなく渡された1匹で、この黄色い背鰭は実はレッドバックで何らかの影響で黄色い発色になっているとのことでした。
当の本人は実証済みということですが、どうも複数の結果が欲しいらしく要は私にもやってみてくださいとのこと。
確かにあまり見ない表現で似ているものとしてはバリアタスがあります。
ただバリアタスがかかっているのでは?と言ってしまうのは簡単ですが、ではどのような性質の表現?といった分野ではあまり検証されていないのがプラティの表現型で面白いところでもあります。
というわけで非レッドバックで背鰭の部分に色がのらない系の年頃プラティというと我が家ではブリハタイガー系あるいはワイルド系ですがせっかくのハイフィンですからブリハタイガー(aa,Lyre)を交配に使用しました。
F1。
雌雄とも背鰭は赤くなりそうで、F2で黄色い表現が見られれば他品種の改良にも使えそうですね。
2012-03-18 12:04
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コメント(10)
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有り難うございます!
複数の結果があることは大変重要だと思います。
以前ある方より「三色バリアタスの黄色が他と交配すると...」
と言う話を伺ってから黄背が気になっています。
by lyre (2012-03-18 14:48)
ご承知の様に爺もライアー・プラティで「流金」風な魚を改良中
なんですが「フナ尾」以外の尾鰭が出現する事って可能でしょうか?
by エンドラ爺 (2012-03-18 20:20)
lyre さん 結果同じでよかったですね。
実はこのほかレッドとの交配もしましたのでとりあえずF2待ちですね。
by nemo (2012-03-18 22:00)
エンドラ爺 さん リュウキンやジキンあるいはヒカリメダカなどの尾鰭の変異のことだと思いますが、今のところ見たことがありません。
ただ、種は違っても同様の変異は起きえますからプラティ売り場のチエックは忘れずにですね。
by nemo (2012-03-18 22:06)
黄色い背びれ、きれいで好きです。
F2がどうなるのか興味津々です^^
by まるめ(anneau) (2012-03-19 00:19)
まるめさん
最近飼育環境の充実、ショップ回りなど本格復帰ですね。
by nemo (2012-03-20 00:34)
遅れました。私は随分昔黄色い背びれの同じようなブループラティを数世代繁殖させていたことがあります。ハイフィンではなかったですが、背びれの色が歳とともに微妙になって気に入っていました。その後手がけたセルフィンブループラティは背びれが赤過ぎるのでなんとかこういう黄色にしたいと思って選抜していました。
言われてみると確かにバリアタスの影響なのかもしれません。あの頃サンセットプラティが流行っていましたから。
by 花やん (2012-03-21 09:39)
花やん さん いつも貴重な情報をありがとうございます。
その数世代の間、黄色い背鰭は固定されていたのですか?
微妙というのはどのような変化であったのでしょうかとても気になります。
by nemo (2012-03-21 22:48)
黄色背びれはほとんど安定していました。ただ年齢とともに赤が強くなっていく傾向があって黄色からオレンジにグラデーション模様になってきます。最初から赤いのは赤い部分がだんだん増えて背びれ下まではみだします。
あ、それと、この背びれの色彩は雄から雄の限性遺伝のようです。
by 花やん (2012-03-22 07:31)
レッドバックの赤背びれはメスからでも伝わりますが
黄背は全くの別形質なのですね。
私のところにいた個体はF1から黄色く発色するのはいませんでしたので、F1から黄色くなる形質があるのならそちらのほうが
色々改良には楽そうです。
非常に参考になりました。
by lyre (2012-03-22 08:54)