サンセット図鑑 [guppy]
もう熱心なグッピーマニアの方はご存じのことと思いますが、去る春分の日、zuzuさん宅にお邪魔してサンセットを中心としたグッピーを撮らせていただきました。 さらにhiwaさんもわざわざご自宅からたくさんのサンセットをお持ちくださり、とても勉強になりました。
そして帰りには撮影しきれなかった個体達達達を・・・。
以下追記。
zuzuさん、hiwaさんから画像個体の解説をいただきましたので追記しました。
上の3枚はサンセット表現で、背鰭、尾鰭、腹鰭、尻鰭が躯体の発色と同調し、特徴のよく出たわかりやすい個体である。
これもサンセット表現。この個体の場合躯体に赤い発色はないが腹鰭、尻鰭が躯体の発色と同調、さらに腹鰭や尻鰭にさす赤い発色は背鰭や尾鰭に同調する。
非サンセット表現。 サンセット表現のような体躯の発色と腹鰭、尻鰭の発色は同調していない。
フルレッドタイプのサンセット表現。
上の2枚は非サンセット表現。
この個体の判定は非常に難しいが背鰭と体躯の形状からサンセット表現である。
ゴールデンフルレッドのサンセット表現。サンセットの特徴のよく出ている個体である。
非サンセット。
サンセット表現。 雄と同様に各鰭の発色が同調する。
台湾系ハイドーサルフルレッドと交配した例でサンセット表現。 フルレッド+アルビノのため非常に見づらいが目の後ろから背鰭~尾鰭にかけて暗色の発色が上の2枚目や6枚目と同様に見ることができる。
なお、上から3 4 5 7 10枚目の個体はフラメンコダンサーとの交配を経ており、体躯の発色や伸長しない尾鰭はその影響もあると見られる。
そして帰りには撮影しきれなかった個体達達達を・・・。
zuzuさんhiwaさんありがとうございました。
以下追記。
zuzuさん、hiwaさんから画像個体の解説をいただきましたので追記しました。
上の3枚はサンセット表現で、背鰭、尾鰭、腹鰭、尻鰭が躯体の発色と同調し、特徴のよく出たわかりやすい個体である。
これもサンセット表現。この個体の場合躯体に赤い発色はないが腹鰭、尻鰭が躯体の発色と同調、さらに腹鰭や尻鰭にさす赤い発色は背鰭や尾鰭に同調する。
非サンセット表現。 サンセット表現のような体躯の発色と腹鰭、尻鰭の発色は同調していない。
フルレッドタイプのサンセット表現。
上の2枚は非サンセット表現。
この個体の判定は非常に難しいが背鰭と体躯の形状からサンセット表現である。
ゴールデンフルレッドのサンセット表現。サンセットの特徴のよく出ている個体である。
非サンセット。
サンセット表現。 雄と同様に各鰭の発色が同調する。
台湾系ハイドーサルフルレッドと交配した例でサンセット表現。 フルレッド+アルビノのため非常に見づらいが目の後ろから背鰭~尾鰭にかけて暗色の発色が上の2枚目や6枚目と同様に見ることができる。
なお、上から3 4 5 7 10枚目の個体はフラメンコダンサーとの交配を経ており、体躯の発色や伸長しない尾鰭はその影響もあると見られる。
斑(Marble) [guppy]
以前から気になる表現型の一つに台湾系コブラから時折出現する斑がありました。 最近になってこの斑表現の支配領域(特徴)がよく見える個体が得られたので見ていただきたいと思います。
群れで泳いでいれば見過ごしてしまいそうですが「斑」といわれれば「複数の斑」(Marble)が見えてくると思います。
同一個体の背側。 よく見るとこのMarbleは鰭にもみられます。
胸鰭にもありますね。 ここまで見て改めて最初の画像を見ていただくと腹鰭、尻鰭とよく確認できませんが背鰭や尾鰭にも影響があるのではないかと思われます。 そしてコブラ模様から染み出るような斑が、つまり全体ですね。
今回このタイプの♀も同胎から得られましたので並べて撮影したところ、面白いことに体側のMarble模様はある程度規則性が見られました。 雌に見られる斑の位置や形状が雄の斑とリンクしているように見えませんか?
参考まで。 これはグッピーとモーリーのF1ですが、おそらくここから来たものではないと考えています。
群れで泳いでいれば見過ごしてしまいそうですが「斑」といわれれば「複数の斑」(Marble)が見えてくると思います。
同一個体の背側。 よく見るとこのMarbleは鰭にもみられます。
胸鰭にもありますね。 ここまで見て改めて最初の画像を見ていただくと腹鰭、尻鰭とよく確認できませんが背鰭や尾鰭にも影響があるのではないかと思われます。 そしてコブラ模様から染み出るような斑が、つまり全体ですね。
今回このタイプの♀も同胎から得られましたので並べて撮影したところ、面白いことに体側のMarble模様はある程度規則性が見られました。 雌に見られる斑の位置や形状が雄の斑とリンクしているように見えませんか?
参考まで。 これはグッピーとモーリーのF1ですが、おそらくここから来たものではないと考えています。
サンセットではないはずなのですが。 [guppy]
画像は最近差し替えたプローフィールに使っている画像ですが、右奥に写っている個体の尻鰭がオレンジ色になっているのがわかると思います。 この画像を知人にメールのおまけで添付して送ったところ「これはサンセットですか?」と質問が返ってきました。 このコブラは台湾から来たハイドーサルそのままとのことで譲り受けた個体のF1なため「違います」とだけしか返信していませんでした。
その続きはWebで・・・。
♂は1枚目の画像の左と同じ個体ですが尻鰭以外に腹鰭にも柄が見られますね、下は同胎の♀で尻鰭に斑が見られます。
先日のグッピービューティーコンテスト2012 に体側に斑のある♀個体が出品されていたそうですがこの系からもこのような個体が見られました。 このような個体はかなり以前から報告されていましたが固定された例がありませんのできっちりとした表現で遺伝してゆくものなのかはこれからの課題の一つです。
参考までにこれはモスコーブラックの♀で体躯中央に斑がありますがこの表現は完全に遺伝することがわかっています。
1枚目の右の個体を単独で。
尻鰭だけオレンジだと少し不思議な感じです。
実はこの系からは同胎でオレンジレース?も出てきます。
尻鰭のオレンジはこの表現のオレンジの影響に見えなくもないのですが私のところではまだF1までしか進めていませんので詳細はわかりません。
もしこの辺のところを検証された方がおられましたらご意見よろしくお願いいたします。
ハイドーサル+? [guppy]
先日の台湾から来たFaに見える個体と同胎のハイドーサルです。
現在のこのようなハイフィンのほとんどは最近海外から来たもののようですが、以前同様の表現をベースブックを担当された佐藤氏がお持ちで私も目1で見せていただき背鰭が優性で遺伝することまではわかっていました。
しかし当時のコンテストではあまり評価の対象とされなかったようでその後は消滅してしまったのか見かけることがなくなりました。
さて、上の画像の個体ですが背鰭後方が少し伸長していますがこれは個体差の範囲でしょうか?
これが同胎で見られたFaの影響ならば次世代が楽しみです。
これは「機材を減らして撮ると」でモデルになったハイフィンバルーンプラティの背鰭ですがちょっと似ていませんか?
どなたからも突込みがなかったのが少し寂しかったですが・・・。
皆様よいお年をお迎えください。
考えることは同じです。 [guppy]
今回はいただきものから。
画像は台湾から来たハイドーサルのキングコブラから出現したという個体。
先方はこの背鰭はFaに見えるので確認してほしいということでした。
そしてもしかしたらハイドーサルと関連があるのでは? とも。
私ですか?
マニアさんの考えることは万国共通のようですね。
というところでしょうか。
サンセット [guppy]
hiwaさんのリクがありましたので現状を。
この個体は上出来ですがサンセットになるとほとんどの個体は体型が悪くなっています。
これはかなり背が丸くなっていますね。
そのほかは生まれつきこんなのばかりでした。
♀ではわかりません。
フラメンコダンサー [guppy]
毎日暑い日が続きますがそんな中、駅前にいるツバメの雛たちがあまりにも元気でしたので一枚。
ツバメの親も安全なところはよくわかっているのかいないのかセコムの上に営巣していました。
さて、フラメンコダンサーですがこの表現の特徴の1つとして尾鰭の抑制があるのですが、なぜか時々腹鰭や尻鰭が抑制とは逆に伸長する個体が現れます。 これは加齢に伴い伸長してくるように見えるのですがこのような例はCinnamon さんからしかお聞きしたことがありません。 しかし私のところの出現率からすると他の方のところで見られてもおかしくないように思われます。
あなたのフラメンコからは出現しませんか?
エンドラーズモザイク [guppy]
画像の個体は私の作ったものではないのですが、モザイク×エンドラーズをもとに得られたF1をモザイクのメスに交配していっているもので世代数はわかりませんが数年を経ているそうです。
この組み合わせ、センスがいいとか悪いとか賛否あるようですが私は面白いと思います。 この尾鰭の色彩とリンクしているような尻鰭、これサンセットに似ていませんか?
聞くところによればサンセットは意図して作られたものではないためその生い立ちははっきりしないとのことですが、一説には同じ水槽内にエンドラーズがいたとか。 もしかするとこれもサンセットに近い変異なのかもしれませんね。
オールドファッションファンテール [guppy]
オールドファッションファンテールが日本に導入されてから今年で25年、同時に我が家のオールドファッションファンテールも25年ということになる。 この品種が作られたのはそれよりもさらにさかのぼることになるのだが、オールドファッションファンテールという品種名は日本導入時に久保田勝馬氏により昔懐かしい表現のグッピーとうことでつけられたものである。 このオールドファッションの名称も現在では世界中で通ずるものになっているが、これは日本のマニアがどれだけまじめにグッピーに取り組んできたかの答えでもある。